内股を無理やり治すと腰痛・股関節痛に繋がる!?

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内股を無理やり直すことのリスク

内股に悩んでいる方の中には、
見た目や姿勢の改善を目指して
無理やり内股を直そうとする方も多いでしょう!
しかし、このような行動が腰痛や股関節痛を引き起こすリスクがあることをご存知でしょうか?

生活習慣と内股の関係

内股は単なる癖や姿勢の問題だけではなく、
幼少期からの生活習慣やスポーツ活動が影響していることがあります!
特に「割り座」や「横座り」といった座り方を長期間続けることで、
股関節の骨の形態が変化しやすくなります!
この変化により、大殿筋(お尻の筋)をうまく使えない状態になり、
自然と内股の姿勢が定着してしまうことがあります!

過前捻とは?

「過前捻(かぜんねん)」という言葉を聞いたことがありますか?
これは大腿骨の前捻角が通常より大きくなる状態を指します!
この状態では、大殿筋の起始停止位置が近くなり、
起始停止が通常の方より近くなり、筋の張力が低くなるため
張力を上げる様に、内股になりやすい特徴があります。

内股が体のバランスを保つための自然な適応である場合、
無理に直すことは体にとって逆効果となる可能性があります!
無理に股関節中間位にさせようとすると、
大殿筋がうまく働かないため、股関節や腰に過度な負担がかかり、
腰痛や股関節痛を引き起こしてしまうのです!


専門家による評価の重要性

内股を修正しようとする前に、
まずは専門家による身体評価を受けることが重要です!
「前捻角」がどの程度あるのかを確認するためには、
整形外科的テストの一つである「クレイグテスト」が有効です!

このテストは、寝た状態で行い、股関節の骨の捻れ具合を評価します!
正確な診断と適切なアプローチが、
無理のない形で体のバランスを改善するための鍵となります!

専門家に相談するメリット

当スタジオでは、理学療法士資格を持つスタッフが
身体評価や動作評価、問診を通じて、
個々の状態に最適なリハビリやトレーニングを提供しています!
もちろん、前捻角の評価も行っており、
内股が腰痛や股関節痛の原因になっていないかを確認することが可能です!
無理に内股を矯正するのではなく、
根本的な原因を見極めた上で、安全かつ効果的な対策を提案いたします!


ワンポイントアドバイス

内股が気になる方は、無理やり直すのではなく、
まずは専門家に相談することをお勧めします!
股関節の構造や筋の状態は個人差が大きく、
一概に「直すべき」とは言い切れません!!
あなたにとって最適なアプローチを見つけるためにも、専門的な評価を受けることが重要です!


まとめ

内股を無理やり矯正することが、
腰痛や股関節痛の原因になる可能性があります!

内股は骨や筋の状態に起因することが多く、
無理に直すことで体に負担をかけることがあります。
まずは理学療法士による専門的な評価を受け、あなたに合った改善方法を見つけましょう!

当スタジオでは、理学療法士が一人ひとりの身体の状態をしっかりと評価し、
最適なリハビリプランを提案します!
ぜひ、気になることがあればお気軽にご相談ください!

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