反り腰に悩む方々は多くいますが、
その原因や対策について
詳しく知っている人は
少ないかもしれません!
実は、反り腰と
内股(膝が内側に向かう状態)には
深い関係があります!
本記事では、
下行性運動連鎖と上行性運動連鎖の
視点から、この現象を解説します!!
反り腰とは!?
反り腰とは、骨盤が前傾し、
腰椎が過度に前弯している状態を
指します!!
この姿勢は
腰痛や股関節の不調を引き起こすことが
あります!!
反り腰の原因は
さまざまですが、多くの場合、
筋肉のアンバランスや
姿勢の悪化が関与しています!
下行性運動連鎖とは!?
下行性運動連鎖とは、
骨盤の動きが
下半身の関節に影響を及ぼす
連鎖反応のことを指します!
反り腰の場合、
この連鎖がどのように作用するのかを
見てみましょう!
①骨盤前傾
- 股関節: 屈曲、内転、内旋
- 膝関節: 伸展、外反、外旋
- 距骨下関節: 回内
反り腰では骨盤が前傾するため、
股関節が屈曲、内転、内旋します!
この状態では膝が伸展し、外反する
傾向がありますが、
実際には内旋も伴うため、
膝が内側に向かう(内股)状態が
生じやすくなります!!
②骨盤後傾
- 股関節: 伸展、外転、外旋
- 膝関節: 屈曲、内反、内旋
- 距骨下関節: 回外
一方、骨盤が後傾すると、
股関節は伸展し、外転、外旋します!
この状態では
膝が屈曲、内反、内旋するため、
膝が外側に向かう(がに股)状態が
生じやすくなります!!
上行性運動連鎖とは!?
上行性運動連鎖とは、
下半身の関節の動きが骨盤に影響を及ぼす
連鎖反応のことを指します!
具体的には、以下のような連鎖があります
①距骨下関節:回内
- 膝関節: 屈曲、外反、内旋
- 股関節: 屈曲、内転、内旋
- 骨盤: 前方回旋
距骨下関節が回内すると、
膝関節が屈曲、外反、内旋します!
この連鎖によって
股関節も屈曲、内転、内旋、
最終的に骨盤が前方に回旋します!
これが反り腰の姿勢を助長する
原因となります!
②距骨下関節:回外
- 膝関節: 伸展、内反、外旋
- 股関節: 伸展、外転、外旋
- 骨盤: 後方回旋
距骨下関節が回外すると、
膝関節が伸展、内反、外旋します!
これにより
股関節は伸展、外転、外旋、
骨盤は後方に回旋します!
反り腰が改善される
可能性がある動きです!
全体のバランスを考慮した運動指導の重要性
反り腰や内股の改善には、
単に痛みを感じる部位だけでなく、
全体のバランスを
重視することが重要です!!
重心位置と支持基底面を考慮した
運動指導を行うことで、
効果的に姿勢を改善し、
関節への負担を軽減することができます!
まとめ
反り腰と内股の関係を理解することで、
効果的な対策が見えてきます!
下行性運動連鎖や上行性運動連鎖を
理解し、
全身のバランスを考慮した
運動指導を取り入れることで、
反り腰の改善とともに
内股の修正も期待できます!
ぜひ、自分の体の動きを見直し、
適切なトレーニングを
取り入れてみてください!!
迷っている方は、
当スタジオのご予約待っています!!
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